ウキウキする、和紙のカラフルネックレス
こんにちは。
春爛漫でウキウキするので、今日は和紙アクセサリーを作り始めた時からのロングセラーである、キャンディのような和紙ネックレスについて書きます。
このネックレスは、所々和紙パールを組み合わせているので、カワイイだけじゃない華やかさがあります。しかもうちでは数少ないロングサイズで、2連でも使える万能ネックレスです。
和紙以外の金属部分は、メッキを施さない真鍮の素地のまま使用しております。なぜかと言うと、単純に和紙の雰囲気に合ったからです。
錆びやメッキ剥がれや色のくすみ等、金属が経年変化するのと同じで、和紙も経年変化します。和紙は摩擦により毛羽立ち、使い方によりますが化粧品の油分や皮脂が付くことがあります。
ただ、人が歳を重ねるのと一緒で、世の中に経年変化をしないものなどありませんが。なので、僕は経年変化は自然素材が持つ素朴さだと捉え良いことだと思っています。
少し話が逸れますが、僕自身39歳で歳の重ね方を意識することが増えてきました。色んな人に会いますが、目は口ほどに物を言うし、歳を重ねれば重ねるほど全体の雰囲気から人柄が滲み出ますよね。
コロナも大変だし、生きてりゃ色んなことがあるけれど、いつもニコニコキラキラしていたいもんだ。
今日より明日、明日より明後日、今日より来年の同じ日、上手く行く時もあれば行かない時もあるけれど、やらないよりはやって失敗した方が経験にもなるし、というか結果いい事多いし。
朝起きて元気いっぱいで、昼は突っ走り、夜寝る前は自省で悩み迷い、そして数秒で寝てスッキリして、また歩む。顧みると僕はこんな繰り返しですね。
今日のブログに関係ないけど、自分のために記録させてください。
さて、そろそろ話を戻します。
真鍮というのは非常に面白く、経年変化で5円玉のような風合いになっていきます。銀のように黒くなるのではなく、アンティークのような雰囲気を醸し出すのです(詳しくはこちら)。
なので、使って使って持ち主に馴染めば馴染むほどいい雰囲気になるのです。
という理由で、うちは真鍮を使うことが多いです。
真鍮は、銅と亜鉛の合金です。銅に混ぜる亜鉛の割合で色味が赤味から黄味まで変わります。
基本的にメッキを施して使うことが前提とされている真鍮は、色味に重点を置いていないので仕入れる度に色味が変わることが多いのです。メーカーからすれば、どーせメッキをするんだから色味なんて関係ねーやという感じなのでしょう。
うちでは、それらメーカーさんの趣きも面白みと捉えています。今度入荷する真鍮は、何色味で届くのだろうとワクワクドキドキします。赤味であろうと黄味であろうと、和紙の雰囲気には合うのです。
なので、それでいいのです。
このネックレスは、着けるだけで華やかになりウキウキするとよく言われますが、どんなに忙しい時でもサッと被れる長さがあるので忙しい人にもおすすめですよ。
ただ、長いということは引っかかりやすいということでもあるので、慌てん坊さんは気をつけて着けてくださいね(2連使いがいいかも)。
と言うことで、華やかな春におすすめの、カラフルでキャンディのような和紙ネックレスのお話でした。