PROFILE

和紙アーティスト裕也(WASHI ARTIST HIROYA)
中村裕也(Hiroya Nakamura)/ 1981年京都府宇治市生まれ

神社仏閣の和紙製品(主に製本や表装、古文書や絵画の複製制作)の製造下請け業を営む家業に8年間従事。2013年、和紙との暮らしを自分なりに体現すべく独立。もうかれこれ15年以上和紙の仕事に携わっています。 

VIEW HISTORY

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MISSION

  • 和紙にもできること、和紙だからできることの追求開発。

  • オリジナルな和紙アクセサリーや、広義の意味でのアート作品への挑戦、制作、商い。

  • 日本や手漉き和紙の伝統や文化、価値を伝えること。

  • 紙漉き職人さんからお客さんまで、関わる全ての人がワクワクすること。

  • それら全てを持続し向上させること。

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    CONCEPT

    未晒し和紙ボール

    人に寄り添う、ワクワクする和紙のかたち 〟

     

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    MESSAGE

    初めて作った和紙ネックレス

    確か2008年頃、家業に従事している時の話です。日々仕事をこなしながら、本当は下請けではなく、もっと能動的に何かしたいと思っていました。そんなある日、慕っていた取引先の方と電話していたら「君には和紙があるじゃないか」と言われました。その時はそれで電話を切ったのですが、なぜか「和紙」というキーワードが頭に残りました。

     

    それから、ずっと和紙のことを考えました。

    しかし、考えれば考えるほど、実は、和紙の事を全然知らない事を痛感するのです。

     

    それでも考え続けたある日、ふと思ったのです。

    〝 人がワクワクする、誰も見たことのない新しい和紙のかたちを作りたい 〟と。

    そこから、新しい和紙のかたち開発が始まります。何を作るか色々考えた結果、和紙の特性の、軽さや肌触りの良さ、加工性の良さを生かした、工芸品でも土産物でもない、アクセサリーに決めました。

     

    ただ、そんな簡単にできる訳もなく、、、

    試行錯誤を重ね、2010年頃ようやく独自の立体成型技法「特許出願中(特願2022-092726)が完成しました(上の画像は初めて作った和紙ネックレスで、今でも大切に保管しています)。

    それからは、全国のアートイベントや手作り市に出ては手探りを繰り返し、可能性を感じた僕は、2013年、6畳の小さなアトリエを借り、裕也の前身となるARATAを設立しました。お陰様で、2015年に26畳のアトリエに移転し、2019年に、誰が何のためにしているのかを明確にし、しっかりと伝えるため、自分の名の裕也(HIROYA)に改称しました。