和紙アクセサリー「和紙の白」シリーズ
こんにちは。
今日は「和紙の白」シリーズのアクセサリーについて書きます。
このシリーズは、素朴な和紙そのものの色である白と、パール粉を樹脂で固着した和紙パールの組み合わせでできています。このシリーズには、ネックレスやブローチ、イヤリングなどが幅広く揃っております。
デザインも豊富で、シンプルなものから少し個性的なものまであります。シーンでは、日常からフォーマルまで使える万能なアクセサリーたちが集まっているので、ギフトにもよく使われる人気のシリーズです。
私たちのアクセサリーは、手漉きの和紙を独自技法でまーるくしたものが多いです。なぜ丸いのかは、単純に丸が好きなことに加え、角もないやさしさを感じさせるし、さらに宇宙の拡がりもイメージさせるし、そして何より平面の和紙を立体にもできる自由さやおもしろさを表現したかったからです。
さて、話を戻します。
多くの日本人女性が所有するパールのアクセサリー。自然が生み出す艶や輝きは本当に美しいと思います。僕は自然に勝るものはないと思っておりますが、一方で、できるなら少しでも自然に近づきたい願いもあり、和紙パールなるものを開発した経緯があります。
アクセサリーのすべてを和紙パールで作るのも使いやすくていいなと思ったのですが、より遊び心もあり、和紙のやさしい風合いも楽しんでいただける、「和紙の白」との組み合わせにしています。
パールはお持ちの方も多いですからね、似たようなもの作らなくていいかと思いまして。。。
でも、この「和紙の白」、、、ただものじゃないんです。
ものすごく肌馴染みが良く、そして抜群に肌触りも良く、洋服でも和服でも、先程も申し上げましたがシーンも問わず、本当に何にでも合わせやすい色味なのです。
そして、何より大ぶりなデザインでも驚くほど軽いということもうれしいポイントです。絶賛してますが、お客様にそのように言われるのです(もちろん僕もそう思ってます)。
確かに、イベントで接客していても、黒髪の方から茶髪金髪白髪の方まで、スーッと馴染む方が多いのです。それらを目の当たりにして「和紙ってやっぱステキやな」と心の中で思っています。
ちなみに肌触りが良いのは、100%楮(こうぞ)というクワ科の木の繊維から手漉き和紙ができている天然素材だからです。ほのかに木の香りもしますよ。
驚くほど軽いについてですが、大ぶりな耳飾りを着けている、耳たぶが仏様のようにびろーんと伸びている方を見かけたことはありませんか?伸びた耳たぶが痛々しく、「耳たぶ千切れへんかなぁ…」といつも心配になります。。。
ネックレスも重たいものをずっと着けていると、肩こりになる方もいらっしゃいます。
ですが、ネックレスでイチゴやピーマン1個程度(約20−30g)、耳飾りだとティッシュ1〜5枚程度(約1−5g)の軽さの和紙アクセサリーは、そんな心配はご無用です。
さらに、和紙アクセサリーには、手作りのオリジナルコーティングを施しています。それにより、水に濡れようが汗をかこうがへっちゃらです。
他のアクセサリーと同じように、いつも通り何も気にせずお使いいただけるように製作しています。皆様が思っている以上に丈夫なのです。
ただ、やはり相手は100%天然の自然素材。
大量生産はできません(する気もありませんが)。天候や季節により機嫌が違うので、単純に機械化はできず、微調整をしながらほとんどが手の感覚に頼る作業となります。
いわゆる五感のうち、視覚・触覚をメインに、嗅覚や聴覚も時に必要とします。そのようにして生まれる和紙玉(と呼んでます)は、一つ一つが同じようでいてそれぞれ違う個性を持つ個体です。ころんと転がる様は本当に可愛らしいのです。
アトリエにご来店になる時、中をお見せできる状態であれば色々ご覧いただければなと思っています。アトリエ&ショップは、特に仕切りがあるわけでもない1フロアに併設されており、俗にいう「ショップ」な感じではなく、ほとんど「アトリエ」な感じです。
何が言いたいかというと、分かりにくいかもしれませんが、アトリエの臨場感を味わっていただける方が楽しいのではないかと思っているということです。
僕が目指しているのは、京都で古くからある職住一体型の小さな和菓子屋さんです。
暖簾をくぐり、ガラガラと引き戸を開けるといきなり座敷やショーケースがあり、看板娘のおばあちゃんやおじいちゃん(娘?)が迎えてくれる。商品数も少ないけれど、代々伝わるお菓子や技術をきちんと伝承しつつも伝統の革新にも挑戦する。
多店舗展開の規模拡大には走らず、足るを知る暮らしを心から楽しんでいる小さなお店が京都にはたくさんあります。だから、僕は京都が好きです。
っていうか、ブログをまめに更新し続けている方、ホントすごいなぁと改めて思います。
僕なんか、話があっちに飛んだりこっちに飛んだりと、自分の思うことをつらつら連ねるだけでまとまりがないですが、きちんと書いている人いらっしゃるじゃないですか。
ホントすごいなぁ!こんな締め括り方でいいのか分かりませんが、本日のブログはこれにておしまい。
皆様にとって残りの今日もステキなことがありますように。