和紙アクセサリー「宇宙」シリーズ

こんにちは。

今日は宇宙シリーズの和紙アクセサリーについて書きます。カラフルだけどシックな雰囲気で、ネックレスや耳飾り、ブローチがあります。もちろん、手作りコーティングで水も汗もへっちゃらです。

見るからに宇宙みたいと言われる、そのまんまの宇宙シリーズですが、僕は、他のアーティストさん達みたいにシュッとしてると言うかクールな感じでネーミングできません。日本語専門、ヨコモジニガテ、な性分です。

高校の時、英語のテストはいつも90点以上やったのに、実践では震え上がって全く使えません。なので、娘には、実践で使える英会話力を付けさせてあげたいので、今色々教室を当たっています。英語で話せることが今後ますますスタンダードになるでしょうから、僕も一緒に一から勉強し直そうと思っています。

そんなこんなで、宇宙シリーズのアクセサリーですが、何故このシリーズが生まれたかと言うと…僕は空を見るのが好きです。青空や曇り空、雨空でも夜空でも…どんな空でも大好きです。

雲一つない快晴から雲しかないどんより空、色んな空や色がありますよね。そして、いつ見ても動いてますよね。どんどん姿かたちを変えながら動いて行く。さっきそこにあった雲が、「あれっ!もうあんなとこまで行ってる。」てことありますよね。

 

願わくは、たまにはゆっくり寝転びボ~ッと眺めていたいな~と思いながら、「今日ブログ更新しなあかん日や!」と慌てて書いている最中であります(一応10、20、30日に更新することを目標にしています)。

なので、全仕事を放っておいて、水の流れのみの音を聴きながら今カタカタとタイプしています。

部屋に草花を置いたり、自然を感じられるような色や音を聞いたりするだけでも、人は無意識のうちに居心地良く感じるし、集中力もアップすると、今読んでいる本「Joyful 感性を磨く本」に書いてありました。

この本、めっちゃ面白くて、娘にも読ませたい本棚コーナーに行くことは決定しました。人の無意識の世界はあると思っている僕ですが、この本読んでいて間違いないと思いました。

 

無意識…実は宇宙シリーズが生まれた話に繋がるのです。

このシリーズは、2017年に生まれました。

いつものように青空を見上げていて、ふと思ったのです。「青空って青いけど、その先ってどうなってる?何色?」と。

そして、自分の知っている少ない知識から色々考えた結果、「青空を通り抜けたら宇宙やん」と思いました。

その時、自分の無意識の世界“ 知っているつもり ”を思い知らされました。「あちゃ~」と思いました。まーた目に入るモノを全てと思い込んでるな~と。表から見れば裏からも見て、できるならば瞬間的に360°から物事を見られるようになりたいと思っている僕は、そんなこと忘れて無意識に青空は青いと思い込んでいたのでした。

空のずーっと先にある空は、やがて写真や映像でしか見たことのない宇宙空間に繋がって行く。

写真や映像での宇宙は、真っ暗闇で黒いけど、どんな感じなのでしょうね。皆さんは宇宙に行ってみたいと思われますか?僕は行ってみたいです。いつか一般人でも、宇宙に行ける日が来るのでしょうか。近未来、宇宙船とか普通にできてるんじゃないかと考えてしまうほど、ハイテクな世の中になりましたものね。

 

と言うことで、青空から宇宙に想いを馳せてできたのが、この宇宙シリーズなのです。

ん?もしかして、「宇宙」より「青空」シリーズとネーミングした方が、お客様には伝わるのかな?「宇宙みたいね!」と言われて「宇宙です!」以上!はい終了~!!より、「青空と書いてあるけど宇宙みたいね!」と言われて「そうなんです!実は…これこれこうでこうなったんです!」の方が良かったのかな。。。
あー、やっぱりネーミングは難しい。。。

ちなみに、宇宙ボールのカラフルなキラキラは、無作為に混ぜ合わせた8色の銀箔です。「自然の美しさに勝るものはない」という基本理念を持って活動しておりますが、ただ懸命に生き繁殖する以外にない自然の姿に近付くためには、100%無作為に生みだす以外に無いと仮定しました。

そして、生まれた一粒一粒は、丸いフォルム以外完全な無作為です。完全な無作為の集合体は、無作為のまま成立します。自然には勝てないが、少ーしだけ自然に近づけたかな?と思える作品たちです。

伝統技法などは使わず、自分で考えて作った技法なので難しい部分もありますが、このシリーズはいつ作っても楽しいのです。

一粒は黒い和紙の部分がたくさん残り、また別の一粒はキラキラだらけになっても、どんな一粒でもそれらは失敗ではなく、一つの個性なのです。地味な一粒もいれば派手な一粒もいる。それらが集まり、一つの作品となる時、それは見事に調和し、いつ見ても美しいのです。

そんな小宇宙のアクセサリーたちのお話でした。

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