最近でもないけど読んだ本「世界の美しい民藝」のこと
今日は手仕事や民藝がお好きな方におすすめの本というか資料をご紹介します。
「世界の美しい民藝」著者:巧藝社 ※巧藝社さんのお店は横浜にあるそうです。
興味本位で買ったのですが、僕自身手仕事や民藝は好きです。
個人的には、作品の説明文章の文字がやたら大きかったりして、本としての美しさは正直感じませんでしたが、普段あまりスポットが当たらない地域や暮らしを垣間見ることができたので面白かったです。
僕は手仕事や民藝というのは、元々暮らしに息づいたモノ、生きるために必要なモノだと思っています。なので、技術が全面に出ているというよりかは作った方の人柄や土地柄、伝統や文化、暮らしそのものが反映されていると思っています。
決して煌びやかではないけれど、とても味わい深く、大切に使われてきた歴史が刻み込まれていると思います。
作った人の思い、例えば、一生懸命作りました!丁寧な手仕事です!この技術の裏側にはこんな伝統があるのです!…これらは日本でよく見かけると思われる文言。
正直どうでもいい。
多分世界中の作り手は、その人なりに丁寧に一生懸命頑張ってるし。
僕はそんなことよりモノが放つ何かに惹かれる。
ただ果たして、出そうと思っても簡単には出せない何かはモノに宿るのでしょうか。
見た瞬間にゾクゾクワクワクするような感じ。
でもそれって個人的な好みなのかな。
そんな単純に好きか嫌いかで分けられるような感じでもない気がするのですけどね。
見た瞬間に、ゾクゾクワクワクするそんなモノができればと祈りつつ、今日も僕は邁進しています。大好きな手漉き和紙とともに。
今年も残り334日。
1日8時間仕事するとしたら、あと2672時間。既に248時間使用済み。
残り時間に対する考え方は人それぞれ。
過ぎた時間は戻らないから、「いま」を目一杯楽しもうっと!