最近読んだ本「運動脳」のこと。

「運動脳」著者:アンデシュ・ハンセンさん
読了待たずに走りたくなる本のご紹介です。
と言うか運動しなければヤバいとさえ思わせる内容でした。
僕は幸い普段からできるだけ車を使わず、歩いたり自転車で移動しますので、まだマシな方かと思われますが、それでも本書を読む限り運動量は全然足りていません。
加齢とともに色んな心身の変化を感じていましたが、読了後、運動が足りていなかったのか!と目から鱗が落ちました。
では、早速中身をご紹介します。
- ストレスが増すと、つまりコルチゾールの血中濃度が高くなると、脳内で情報を伝達する機能が妨げられるが、運動は逆にその機能を高める。
- ストレスは脳の変化する特性(可塑性)を損なわせるが、運動はそれを高める。
- ストレスが高まると短期記憶(数分から数時間の記憶)が長期記憶に変わる仕組みにブレーキがかかるが、運動はその逆の作用を促す。
- 運動は朝にしよう。
- 30〜40分のランニングを週に3回行うこと。
- その活動を3週間以上続けよう。
- 海馬が身体を動かすことによって最も恩恵を得る部位
- 「脳トレ」では頭はよくならない。
- たった4分(これは目の錯覚ではないので、ご安心を)の運動を一度するだけでも集中力と注意力が改善され、10歳の子どもが気を散らすことなく物事に取り組めることも立証された。
- 子どもが潜在的な能力を存分に発揮するには、身体を活発に動かさなくてはならない。
- 学校でも職場でも、立って作業をすると脳が効率よく働くのだ。
- 生物学的には、私たちの脳と身体は今もサバンナにいる。
- 多くの現代人が心や身体を病んでしまう理由は、「脳」と「私たちの環境」の矛盾、そこにある。
以上です。
本書はあなたの人生にきっと役立つと思います。
是非読んでみてください。