最近読んだ本「13歳からの地政学」のこと。

「13歳からの地政学」著者:田中孝幸さん

こんにちは。

前回のブログで紹介した運動脳という本を読んでから、まずはジョギングから始めた和紙アーティスト裕也です。

今日も超面白い本をご紹介します。

 

「13歳からの地政学」著者:田中孝幸さん

これは物語形式で学べる地政学の本です。

 

登場人物は、進学校に通う、勉強が得意な高校1年生の大樹と、勉強よりお洒落やアイドルの方が好きな中学1年生の妹、杏。そして、独特の風貌から「カイゾク」と呼ばれる、アンティークショップの謎の男、の3人です。

大樹と杏がそのアンティークショップに置いてあった古い地球儀「ディプロマット」に興味を持ったことから物語は始まります。

著者の田中孝幸さんは国際政治記者だそうです。

帯にもありますが、この本を読むと、今、世界で起きていることの本当の事がよく分かります。

 

最初に言っておきます。

これは読むべき1冊ですね。

物語形式なのでとても読みやすいので超おすすめです。

 

では、早速中身をご紹介します。

  • データが送られる速度は人工衛星よりも海底ケーブルのほうがずっと早いし、これらのケーブルなしにはインターネットは成り立たない。そして、アメリカは世界で一番多くの海底ケーブルを張りめぐらせている。2番目がイギリスだ。
  • 情報というのは集めすぎると、それは持っていないことに近くなっていく。
  • 今の当たり前は未来の当たり前ではない。
  • しかし本来、自由と安全は対立するものではない。どちらかを犠牲にするというよりも、どちらも目指すべきものだ。
  • 国と国との付き合いで大切なのは信頼関係だと。こんなに環境が違うから、その分、お互いのことを誤解しやすい。人間というのは、常に自分の育った環境を標準として世界を見ようとするものだ。中国人もロシア人も日本人も、同じ人間だ。違っているのは環境だけで、それぞれがその中で生き延びよう、幸せになろうと頑張っているにすぎない。そう思えれば『あいつは○○人だから信用できない』とか、愚かな差別をすることはなくなる。
  • 自分の民族が一番で、ほかの民族よりも優れているという話は、人の耳に心地よく響く。様々な違いがある人々や国が、ともに協力しようと探っていくのは、けんかして分裂するよりもはるかに難しい。感情に流されず、みんなにとって本当にプラスなことは何なのか考えることができる人が増えれば、世界はより平和になるだろう。
  • 異常に安くて良い物は、なんらかの人々の犠牲がともなっている物だと考えてみてもいいだろう。
  • 差別の反対語は、交流だとわしは思っている。
  • 好奇心と勇気を持って、自分と違うタイプの人と交流する。それによって自分のかたよった考え方や、知らないことを減らしていく。自分と見た目や生まれ育ちが違う人たちへの興味を持ち、敬意を持つ。そして、人が似たもの同士でかたまりにくくするような仕組みを作る。こういったことを地道に続けることができれば、たくさんの国で起こっている民族問題も少しずつ解決していけるだろう。

「13歳からの地政学」著者:田中孝幸さん

以上です。

とてつもなく分かりやすく、且つ考えさせられる地政学の本です。

もう一度言います。

これは是非読んでください。

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