海苔と和紙
皆様こんにちは。
日々仕事と子育て(親育て)と雑用に追われまくっている和紙アーティスト裕也(HIROYA)です。
今日は和紙アクセサリーではなく、海苔と和紙の関係性のお話です。???かもしれませんが、初めて知った意外な両者の関係性について今日読んだ本に書かれていたのでここに書きます。
こちら同シリーズで世界版もあります。どちらも持っているのですが、教養が身についているのか分かりませんが、真面目に毎日1ページずつ読んでいます。
日本版は、月曜日:自然/火曜日:歴史/水曜日:文学/木曜日:化学・技術/金曜日:芸術/土曜日:伝統・文化/日曜日:哲学・思想、とカテゴリー分けされているのですが、これが結構面白いのです。
今日読んだページが伝統・文化のテーマで「海苔」だったのです。
海苔は日本人には身近な食材だと思います。我が家でも毎日いただいてます。
海苔は701年の大宝律令に載っているそうで、朝廷への税の一種として海苔を含む29種類の海産物が挙げられているそうです。
当時は高級品で貴族のご馳走だったそうです。へ〜
古くは天然ものだけだった海苔は、江戸時代になると養殖の技術が確立され、江戸湾で取れた海苔を和紙の製紙技術を用いて紙状に加工するようになったとのこと。それが「浅草海苔」の誕生とも言われているそうです。
江戸時代中期になると、簾で漉く四角い板海苔が登場し「海苔巻き」がブームとなったそうです。
確かに海苔をよく見ると繊維があちこちに絡み合っているのが分かります。これは和紙の製紙技術だったんですね。よく考え付いたな〜。手漉き和紙をよく知る人だったのかな。
和紙ってすごいな〜
紙漉き職人さんってすごいな〜
明日から食べる海苔の味わい方が変わるかも!?
っていう話でした。