和紙アクセサリーの経年変化について

皆様、こんにちは。和紙アーティスト裕也です。

今日は僕が2年前から愛用している和紙ピアスのビフォーアフターについてダッシュで書きます。なぜダッシュかと言うと、最近料理に興味が出始めてきまして、今日は娘のリクエストでミートソーススパゲッティ等を作らねばならんのです。そのため、17時までに帰って準備しなくてはいけません。ブログも大切ですが、日々の成長スピードが著しく早い子どもの今しかできない子育てを何より大切に考えているため最重要視しています。

さて本題へ…

画像は白タイプですが、僕は2年前から黒い和紙に金箔を施したピアスを愛用しています。気に入っているのでお風呂以外(年に何回かは着けたまま入浴してますが…)ずーっと着けています。もうお守りみたいな感じになっています。

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2年前(使用前)

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2年使用後(1個のピアスの角度違い)

 

流石に2年間使い倒すと、箔の部分が色んな摩擦(僕の生活リズムの中では特に就寝時の寝返りが一番摩擦抵抗があると思います)により削れてきているのが分かります。画像では分かりにくいですが、和紙の部分は若干色褪せや摩擦によりツヤが出てきています。紫外線、水、汗、皮脂等、アクセサリーを始めあらゆる物に天敵の要素が2年分蓄積されているはずですが、なかなかの堅牢さを感じます。改めて和紙ってすごいなぁと素直に思いました。

これらは経年変化だと思います。僕個人的には気に入って使っていることや、自然素材や手作業により生み出される味わいと捉える人なので特に問題はないのですが、気になる方は気になるでしょうし、個人差があるところですね。工業製品や、ずっと新品のような綺麗さが好きな方には向かないジャンルだと思います。

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2年使用後の修理後(1個のピアスの角度違い)

 

そして、先にクリーニングしてから箔を貼り直し、コーティングをし直したのが上の画像2枚です。箔は元のデザインに合わせて修理したので、ほぼ新品同様になりました。かなりピカピカ金が光っています。

自分で作ったものは必ず直せる!を信条にしているので、あらゆるお直しや変更等のご相談を承れます。

うちのお客様は本当に人や物を大切にする方が多く、例えば使い倒して相当汚れていても買い替えるよりお直しされることが多いです。

新しいものを作るより直す方が難しいのですが、作り手からすればとても嬉しいことです。やってて良かったと思う瞬間の一つです。

 

改めていつも支えてくださるお客様に心より感謝申し上げます。

 

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2年使用後の修理後(正面)

 

これからも仲良く頼むぜ相棒ピアス!!!

さっ、急いで帰ろー

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