最近読んだ本「世界を知る101の言葉」のこと

皆様こんにちは。

和紙アーティスト裕也です。

今日は読み終わってだいぶ日が経つけれど、面白かった本なのでご紹介します。

 

「世界を知る101の言葉」著者:Dr.マンディープ・ライさん

 

最近1日1ページずつ読むだけでほにゃらら的な謳い文句の本が増えている気がします。

書籍の流行かな???

1ページ読むのは楽だけど、内容によりけりだと思います。

完読までかなり日が経つけど内容の鮮度は保てるのでしょうか。

事実や知識を得るだけなら1日1ページで十分でしょうけどね。

でも、買って読めていない本もたくさんあるので、1ページずつ読むのは僕みたいなのんびり屋には向いているのかもしれません。

 

さて、今回ご紹介する「世界を知る101の言葉」は知識の本なので、のんびり読み進められました。

世界中を旅されている著者が実体験を基に書かれているので、主観的な部分もありますが客観的に世界を知る上ではいい勉強になったと思います。

Googleの偉いさんも帯に「本書には、世界の英知が描かれている。グローバル時代を生きていく私たちにとって、これこそが必要不可欠な感覚なのです」と書かれています。

へ〜そうなんや〜」というのが読んだ後の感想ですけどね。

本書に出てくるほとんどの国を行ったことがないから、伝統や文化や宗教も何もかもが違うから書かれている事は大事な要素であることは間違いないと思いました。

 

だけど、どの国一つとっても全員に会えるわけでも全ての地域に行けるわけでもないので、結局は自分が何を見て聞いてどう感じるか?が一番大事だなと思いました。

 

著者は101ヵ国に行かれたことがあるそうです。

本書には、それぞれの国の大切な価値観が一つずつ掲載されています。

 

日本は「敬意」でした。

これを聞いて皆さんはどう思いますか?

僕個人的には、日本人は控えめで親切だと思います。

ただ、敬意には今ひとつピンと来ないと言うか…何というか違和感を感じました。

おもてなしの文化には確かに敬意という言葉も似合うけど、真心の方が近い言葉のように思いました。

というか真心から派生する言動が敬意であり、おもてなしのサービスではないのかなと思っています。

 

仮に自分がこの本の著者であり、日本の価値観を書くならなんて書くかな。。。

とりあえず敬意ではないな〜。

謙遜や親切かな。

いや、なんか敬意という言葉に引っ張られている気もするな。

「真心」であってほしいと僕は思います。

 

皆さんは日本の価値観は?と聞かれたら何とお答えになりますか?

本書を読んでいて、外国は割と自国の価値観を聞かれた時に即座に言える方が多いように感じました。愛国心なのでしょうか。

 ということで、行った事はないけど101ヵ国を少しかじった感じの気持ちになった本でした。

 

グローバル化が当たり前の時代、自国のことをもっと深く理解すべきだなと思わせられる本でした。

 

今年も残りわずかですね。

残りも全力疾走で駆け抜けようっと!

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