Re: スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展
京都国立近代美術館でしていた展覧会「Re: スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係」のお話。
ただ、昨日までの展覧会だったので、悪しからず。。。
現代美術好きの僕にとっては楽しかったです。
昨年観た具体展の方が好みの作品がたくさんありましたが、京都の前衛美術を切り拓かれた原動力に触れることができ、自分自身の創作意欲にも繋がりました。
次は同じく京都国立近代美術館で開催される「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」に行ってきます。
下記、概要です。
1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社という団体の功績について一言で述べるとすれば、いわゆる「オブジェ焼」を世間に認知させたということになります。
本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められます。というのも、1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからです。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など走泥社以外の作家等も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。(京都国立近代美術館のウェブサイトより抜粋)
めちゃめちゃ興味深い!!!
暑すぎる時に開催されるのがネックですが、これは絶対行かなくてはと思っています。楽しみ!
「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」
会期:2023年7月19日(水)~9月24日(日)まで