黒い話

黒い和紙アクセサリーシリーズ

こんにちは。

和紙アーティスト裕也です。

今日は黒い話を。

と言っても世間を騒がす暗く黒いものではなく、和紙アクセサリーの一番人気カラーの黒の話です。 

和紙アクセサリーを作り始めた時は、市販の染められた和紙を使っていました。市販の和紙を使うと楽っちゃ楽なんですが、自分のためだけの楽はあまりいい物ができるとも思えず、、、それに人に与えられた選択肢からしか選べないのも納得できず、自分で試行錯誤して染めるようになりました。

さらに市販の和紙は、手漉きと書いてあっても和紙の原料である楮の比率が少なくパルプが多く混ざっているものもあります。

僕は今でも思うのですが、改めて声を大にして言いたい。

「手漉き和紙は楮紙と謳うなら楮だけで実直に紙を漉くべきだ!価格を安くするために材料をケチるべきではない。同じ労力なのに、自分たちの、産地の、手漉き和紙の価値を下げることをするなー!」と。

価格を下げる競争ではなく、価値を上げる、価値が上がる競争をすべきだ!というのが僕の持論です。

 

まー言いたいこと言わせてもらいましたけど、

自分に素直に正直にちゃんとしたモノを作り、伝えるために、使う和紙も紙漉き職人さんのところへ出向き、相談し、漉いていただき、染色やら色んな作業を自分でするようになりました。

で、黒の話。

たかが黒ですが、されど黒です。

赤みがかった黒や青みがかった黒。

黒だけでも色々あります。

黒好き、色好きの方は何かしら微妙なこだわりがあると思います。

黒に関して言うと、個人的には墨色の感じが好きです。

 

和紙の染色

最近、黒染め和紙を使い切ったので新たに染めました。

染める時、僕は0.1g単位で調合します。

黒だけではなく、色って本当に微妙な加減で雰囲気が変わるのです。

和紙の染色

なので染料屋さんで売っているものはそのままでは使いません。

理由は、先ほど申しましたように店頭にあるものからしか選べない選択肢であること、微妙な色の差でアクセサリーの仕上がり具合も全然変わるのでデザインへの妥協が必要なことが挙げられます。

ということから自分なりに色んな色を調合して染めています。

 

色には人を元気にする力があると思っています。

皆さんもお好きな色やラッキーカラーなど、色んな好みやこだわりがあることでしょう。

染めなくとも、色鉛筆や普通の水性ペンで文字を書くだけでも意外と楽しいです。リモートワークでメモする時など、すぐに始められるちょっとした楽しさにつながれば今回のブログの最大の喜びです。

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